札幌市出身。北海道札幌北高等学校卒業。（合唱部）
2002年北海道教育大学札幌校芸術文化課程音楽コース（声楽専攻）卒業。
2003年ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者宇田川貞夫氏のもとで内弟子として一年間バロック音楽を勉強する。
その後札幌へ戻り演奏活動を行う。
声楽を長内勲、宇田川貞夫、波多野睦美、小林木綿、早坂佳子の各氏に、バロック音楽を濱田芳通氏に、詩の解釈を佐竹淳氏に師事。
日本のうたコンサートシリーズ、親子のための演奏会や、アイヌ神謡集に委嘱初演するなど、幅広く活動している。
古楽アンサンブル「アントネッロ」のヘンデル≪メサイア≫、J.S.バッハ≪マタイ受難曲≫、モンテヴェルディ≪聖母マリアの夕べの祈り≫に日本各地で出演。
札幌音楽家協議会、日本シューマン協会札幌支部、札幌バロックダンス研究会、各会員。
ドイツの森、ポール・ソーヌス、各メンバー。
札幌市・藤野と新川にて声楽教室を主宰。

◆活動ジャンル
クラシック　特に古楽、ドイツリート、日本歌曲、声楽アンサンブル

◆ソロリサイタル
2004年5月 陣内麻友美ソプラノリサイタル バロックの調べ
2019年9月　陣内麻友美ソプラノリサイタル　G.Fr.ヘンデル「ルクレツィア」　　
他、近年の主な企画演奏会
2014年11月 陣内麻友美・中原聡章ジョイントリサイタルⅠ
　　　　　　J.S.バッハ「コーヒー・カンタータ」甘美な珈琲の香りにのせて
2017年1月　陣内麻友美・中原聡章ジョイントリサイタルⅡ
　　　　　　J.S.バッハ「農民カンタータ」おいらの今度の殿さまは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2019年5月　C.モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り全曲演奏会」
2019年6月　ヘンデルとバッハ　バロック珠玉の名曲集～ヘンデル「メサイア」より～
2021年7月 ピリカ～北海道と沖縄の語りつがれる歌を求めて～　　　　　
2021年8月 「エソポのハブラス」～河童（宣教師）が語るイソップ寓話、桃山ルネサンスの南蛮音楽～
2021年11月　陣内麻友美・中原聡章ジョイントリサイタルⅢ　ベートーヴェン　うたの愉しみ
2022年8月　Dialogue ～バロックへの誘い～イギリスとイタリアの作品を集めて
2022年10月　陣内麻友美・中原聡章ジョイントリサイタルⅣ　ヘンデル「アポロとダフネ」
2023年1月　ピリカⅡ　知里幸恵『アイヌ神謡集』刊行から100年～音楽で紡ぐ神謡・童謡・古謡～

◆受賞歴
日本クラシックコンクール　リート・デュオ部門　第3回　優秀演奏者賞受賞　
第4回　小佐野英子賞受賞
令和元年　第1461回札幌市民劇場　陣内麻友美ソプラノリサイタル
G.Fr.ヘンデル「ルクレツィア」において　令和元年度札幌市民芸術祭大賞受賞
令和三年度札幌文化奨励賞受賞

私は2000年古楽に出会って、その中でもバロック期の生き生きとした躍動感ある音楽に心動かされ、北海道で古楽を広めたく、仲間とバロックの演奏会を企画し開催しています。
また、知里幸恵『アイヌ神謡集』の「銀のしずくふるふるまわり」に惹かれ、2017年この物語に歌とマリンバのための作品を委嘱初演し、毎年演奏しています。
これからもこの二つを軸に今までにない演奏会を企画していきたいと思っています。